
軽貨物の時給は、荷待ちや移動の時間を入れるかどうかで、見え方が変わります。売上が同じでも、何時間で割るかで、数字は違ってくるもの。本記事では、自作の仮の数字を使って、荷待ち込みの時給の出し方を整理します。内容は、2026年11月時点の Doreco の機能にもとづきます。
計算の考え方から、毎日の記録から時給を出す方法まで、順番に見ていきましょう。
もくじ
01軽貨物の時給は、荷待ちを入れるかで見え方が変わる
「1日の売上は分かるけれど、時給にするといくらなのか」と思う人は、いるでしょう。時給を出すには、割る時間を決める必要があります。
まずは、考え方から確認します。
時給は、売上を働いた時間で割った数字
時給は、売上を働いた時間で割ると出ます。たとえば売上が20,000円で、働いた時間が8時間なら、時給は2,500円。経費を引いた手取りで割る方法もあるものの、最初は売上で考えるほうが簡単で、比べやすい数字になります。
荷待ちと移動を入れると、時給の分母が変わる
働いた時間といっても、数え方は何通りもあります。運転と配達の時間だけで数える方法と、荷待ちや荷物を載せずに向かう移動の時間まで入れて数える方法の、2通りがある。
割る時間(分母)が増えるほど、同じ売上でも、時給の数字は小さくなります。どちらが正しいというより、何を知りたいかで選ぶものです。
荷待ちのうち、記録の対象になる時間は決まっている
荷待ちのうち、荷主の都合で30分以上待った時間は、業務記録に残す決まりがある。30分未満なら、記録を省略してもかまいません。記録の決まりと、時給の計算は別の話。ただ、記録を残しておくと、荷待ちの時間を数字で言えるようになる。
記録の決まりについては、別の記事にまとめました。
関連記事軽貨物の荷待ちは何分から記録?「30分以上」の決まりと残す項目›02軽貨物の荷待ち込みの時給を、数字で計算してみる
ここからは、数字を使って計算してみる。数字は、すべて自作の仮のもの。実際の売上や時給を示すものではありません。
順に見ていきましょう。
まず、1日の売上を決める
1日の売上を、20,000円とします。時間の内訳は、運転と配達で6時間、荷待ちで1時間、荷物を載せずに向かう移動で1時間。全部で8時間、拘束された1日の想定です。
運転・配達の時間だけで割った場合
運転と配達の6時間だけで割ると、20,000円÷6時間で、時給は約3,333円。走って荷物を届けているあいだのペースを知るのに、向いた数え方です。
荷待ちと移動を入れて割った場合
荷待ち1時間と移動1時間を入れた、8時間で割ると、20,000円÷8時間で、時給は2,500円。同じ売上でも、割る時間を変えると、時給は約833円違って見えました。
1日を使った分の対価を見るなら、荷待ち込みの数字が近い。
03軽貨物の時給を、毎日の記録から出す考え方
計算の考え方は分かっても、毎日手で出すのは大変。
順に見ていきましょう。
売上は、1日の終わりに残す
売上は、あとからまとめて思い出そうとすると、ずれやすいもの。1日の終わりに売上を残す習慣をつけておくと、時給の元になる数字がそろう。
働いた時間は、荷待ち・移動を含めて数える
働いた時間を、毎日手で数えるのは続きません。出発や到着、荷待ちの時刻が記録に残っていれば、時間を数える作業が減ります。荷待ちの時間を残す方法は、別の記事にまとめました。
取引先ごとに分けて見ると、違いが分かる
時給は、取引先ごとに分けると、違いが見えてくる。運営者が仕事を見てきた中には、時給に直すと5,000円を超える案件もありました。案件によって差があるので、自分の数字で出してみることが大切です。
数字が分かれば、取引先に相談したいときにも、話し合いの材料になる。
関連記事軽貨物の荷待ちのイライラを減らす、時間の記録の取り方›関連記事軽貨物の待機料は請求できる?相場と、取り決めの考え方›04Doreco で、荷待ち込みの時給を自動で出す
ここからは、時給を自動で出す例として、Doreco の紹介。Doreco は、LINEで使える点呼・業務記録のサービス。別アプリのインストールは要りません。
順に見ていきましょう。
業務を終えると、1日の売上と時給が分かる
業務を終える画面で売上を入れると、1日の時給が出る。売上を、働いた時間で割った数字で、1時間以上働いた日に出ます。ベーシックでも見られます。
毎日、電卓で計算する必要はありません。
取引先ごとの「本当の時給」を見られる(プロ)
プロの機能として、取引先ごとの「本当の時給」を見られます。荷待ちと移動を含めた、1時間あたりの売上です。取引先によって違いがあるかを見る、1つの目安。
月の成績表で、手取りと時給をまとめて見られる(プロ)
プロの機能の月の成績表では、手取りや時給、荷待ち、勤務時間を、先月と比べて見られる。ベーシックで見られるのは、手取りまで。売上と経費の記録、今日と今月の手取り、目標は、ベーシックでも使えます。
LINEで友だち追加をした日から、点呼と業務の記録を残せる。14日間は無料で、ドライバー向けの機能(プロ)をすべて使えます。カード登録は要りません。LINEで始める
05軽貨物の荷待ち込みの時給のよくある質問
最後に、よくある疑問に答えます。
順に答えます。
時給は、荷待ちを入れるのが正しいのですか?
正しい、正しくないではなく、何を知りたいかで選びます。
運転・配達だけで割れば、走っているときのペース。荷待ちや移動を入れて割れば、1日を使った対価の目安です。両方を出して比べると、荷待ちの影響が見えます。
経費を引いた手取りで、時給を出してもよいですか?
出してかまいません。手元に残るお金で考えたいなら、むしろ向いています。
前の例で、経費が4,000円(自作の仮の数字)なら、手取りは16,000円。8時間で割ると、時給は2,000円になる。売上で出した2,500円より、小さい数字です。
時給が低く出たときは、どうすればよいですか?
数字は、見直す材料です。
まず、取引先ごと、日ごとに分けて見てみましょう。荷待ちの長い現場や、移動の多い日が見つかるかもしれません。相談したいときは、時間の数字が、話し合いの材料になります。
Doreco はお金がかかりますか?
14日間は無料で、ドライバー向けの機能(プロ)をすべて使える。
カード登録は要りません。自動で課金されることもありません。料金プランは、サイトの料金ページで確認できます。
軽貨物の荷待ち込みの時給は、働いた時間を数えて出す
- 時給は、売上を働いた時間で割った数字。荷待ちと移動を入れるかで、見え方が変わる
- 自作の例では、同じ売上20,000円でも、6時間で割ると約3,333円、8時間で割ると2,500円
- 毎日の記録から出すと、取引先ごとの違いも見えてくる
荷待ち込みの時給は、働いた時間を数えて出すと、自分の1日が数字で見えてきます。
今日の点呼から、LINEで記録してみませんか。
Doreco は、LINEで友だち追加をした日から、売上と時給を記録して出せるサービス。14日間無料で、カード登録もいりません。
- 1LINEで友だち追加
- 2お名前と車のナンバー
- 3今日から記録