SAFETY MANAGER

貨物軽自動車安全管理者:講習・選任・届出のやること

軽貨物(黒ナンバー)で事業をしている方のための、安全管理者の手続きのまとめです。2025年3月31日までに届出をした事業者は、2027年3月31日までに、安全管理者を選んで運輸支局に届け出る必要があります。

1分チェック:あなたの期限と、やること

答えると、あなたの場合の期限とやることの順番が出ます。入力した内容は、どこにも送りません(この画面の中だけで計算します)。

1. 黒ナンバー(貨物軽自動車運送事業)の届出をしたのは?
2. 安全管理者講習(5時間以上)は?
3. 安全管理者の選任届を運輸支局に出した?
4. 次のどれかに当てはまる運転者がいますか(本人を含む)? 初めて事業として運転する・65歳以上・事故を起こしたことがある
5. 点呼(業務の前と後・アルコール検知器)と業務記録を、毎日残している?

いつまでに

事業を始めた時期安全管理者の選任・届出
2025年3月31日までに届出をした(既存の)事業者2027年3月31日まで
2025年4月1日以降に始める事業者事業を始める前に

だれが安全管理者になるか

  • 営業所ごとに1人を選びます。
  • 一人で事業をしている場合は、基本的に自分を安全管理者に選びます(講習の受講と届出が必要です)。配偶者などの家族従業者(一緒に働いている家族)から選ぶこともできます。
  • 運送会社から仕事を受けている委託のドライバーも、自分で届出をした事業者なら対象です。

やることの順番

  1. 安全管理者講習を受ける(選ぶ前に、5時間以上)。国に登録された講習機関で受けます。オンラインで受けられる講習もあります。
  2. 修了証明書を保存する(選任届に写しを付けます)。
  3. 選任届を運輸支局に出す(事業者の氏名と住所、安全管理者の氏名と生年月日、営業所の名称と所在地、兼職の有無)。
  4. 2年ごとに定期講習を受ける(2時間以上)。

選ばないと、どうなるか

安全管理者を選ばない、または選任・解任の届出をしない(うその届出を含む)と、100万円以下の罰金の対象です。

2025年3月31日までに届出をした事業者の期限(2027年3月31日)まで、あと — 日

ほかにも、重大な事故の報告をしない・うその報告をした場合は50万円以下の過料の対象です。監査で法令違反(点呼をしていない、記録が残っていない、なども含みます)が分かると、文書警告、自動車の使用停止、事業停止などの行政処分の対象になります。

出典:国土交通省「貨物軽自動車運送事業者の安全対策 FAQ」(PDF)。「対象になる」という意味で、必ず科されるという意味ではありません。

あわせて確かめること

  • 点呼:業務の前と後に、アルコール検知器を使って行い、記録を1年保存します。点呼は安全管理者が行います(2027年3月31日までは、事業所の人が行ってもかまいません)。
  • 業務記録・事故記録:2025年4月から義務です(業務記録は1年、事故記録は3年の保存)。
  • 初めて乗務する運転者・65歳以上・事故を起こした運転者への特別な指導と適性診断:既存の事業者は2028年3月までに実施します。

業界の期限カレンダー(2026年10月時点)

時期何があるかだれに
毎年12月〜1月(令和7年度は12月10日〜1月10日)年末年始の輸送等に関する安全総点検(国土交通省)。健康状態・過労の把握、指導監督の体制などを点検。Doreco では12月1日〜1月10日に、ホームから10問・3分ほどの自主点検ができます(どのプランでも)運送事業者(期間と重点は毎年の発表で確かめる)
2027年2月16日〜3月15日2026年分の確定申告(消費税の申告は3月31日まで)。インボイスの「2割特例」が使えるのは、個人は2026年分まで。2027年分・2028年分は「3割特例」(登録で課税事業者になった個人。条件あり。国税庁「令和8年度税制改正特集」)個人事業主(インボイスの登録をしている方)
2027年3月31日安全管理者の選任と届出の期限。点呼を安全管理者以外の事業所の人が行えるのも、この日まで2025年3月31日までに届出をした事業者
講習の修了から2年ごと安全管理者の定期講習(2時間以上)安全管理者
2028年3月31日初任・高齢(65歳以上)・事故を起こした運転者への特別な指導と適性診断2025年3月31日までに届出をした事業者
毎年一般的な指導・監督(国の指針の12項目)、健康診断全事業者(一人なら自分で知識を身につけ、記録する)
毎日業務の前と後の点呼(記録は1年保存)、業務記録(1年保存)全事業者(一人なら自分で行う)

日付は、国土交通省・国税庁の公表にもとづく2026年10月時点のものです。変わることがあるので、最新の発表で確かめてください。

これから軽貨物を始める方は、開業するときにやること(届出・黒ナンバー・税務署・毎日の記録)もご覧ください。

記録用紙が必要な方は、点呼記録簿・業務記録・事故記録の記録用紙(無料・印刷用)をお使いください。

出典:国土交通省のリーフレット(貨物軽自動車運送事業の安全対策)・FAQ・資料「貨物軽自動車運送事業に関する安全対策について」・報道発表(2024年10月1日)。この内容は2026年10月時点のものです。法令の最終的な確認は、運輸支局などでお願いします。

期限と記録を、LINEで

Doreco(ドレコ)は、安全管理者の講習の修了日・選任届を出した日・次の定期講習の期限を入れておくと、期限が近づいたときにお知らせします。毎日の点呼・業務記録も、LINEの中の1画面で残せます。

はじめの30日間は無料で、カードの登録はいりません。自動でお支払いが始まることはありません。これまでの記録は、いつでも無料で見ること・書き出すことができます。